心が麻痺したか、それとも吹っ切れたのか。
昨日、僕はNZに戻ってきた。
彼との生活がまた始まる。
やり直すためか、それとも、ただのカウントダウンになるのか、それはわからないのだけれど。
僕らは今、一緒に暮らしている。
思った以上に、
自分自身は壊れそうにない。
思った以上に、
自分を保てている。
帰ってきた初日、彼は夜早速出かけた。
友人の家に行ってくるとだけ残して夜出かけた。
昼の12時、ようやく帰ってきた。
数ヶ月前だったら、もやもやして苦しかったこの瞬間も、
僕は何も感じなかった。
心が麻痺したのか。それとも、気持ちが残ってないのか。
麻痺した体に熱湯をかけても何も感じなくても、
火傷はする。心もきっと同じだ。
無痛になる。
最後の防衛手段なのか。
ただ、いざ麻痺が解けたときに、
その傷と歩いていけるのか。反動が怖かったりする。
それとも、
僕自身に気持ちがないのか。
気持ちがないのは、少しやっぱり寂しくて。
8年愛した人への気持ちがなくなるのは、やっぱり胸が痛い。
浮気されても、馬鹿にされても、なんにしても、やっぱり苦しい。
これから、彼と最低でも続いていく3ヶ月。
そして、それからの未来。
どう転んだとしても、
自分のことを大切にする未来を描いていきたいな、とは思う。
ただ、僕は愛してくれる人と一緒になりたい。
あー弱い。