やりどころのない怒りをどこにぶつけたら良いのか。

何もうまくいかない時がある。

誰とも目も合わせられなくて。

何もしたくなくて

ただただ、泣きたい時がある。

別れて1ヶ月、まだきちんと泣いていないかもしれない。

 

そんな時に、まだあの人は僕に連絡をしてくる。

 

話していると怒りが憎しみが込み上げてくる。

お前の彼氏は、なんで僕の誕生日会の写真をFacebookのプロフィール写真に変えたんだ。

結局、お前もお前の彼氏も友人たちも、僕が苦しめば苦しむほど愉快でたまらない。

そんなことはよく知ってるから。黙っていた。

あなたに言いたくなかった。

わかってたから、黙っていたかった。

あなたには何も言いたくなかった。

でも、話していると言いたくてたまらなくなる。

あなたのせいだ。

あなたのせいで、今、友人も作れない。

新しい友人を作っても陰でバカにされているんじゃないか、陰で何を言われているかわからない。怖くてたまらない。

疑心暗鬼だ。

 

信じていた友人たちには陰でバカにされ笑われていた。

その気持ちがあなたにわかるのか。

僕はあなたのせいで、いろんな感覚が狂った。

でも、あなたのおかげで誰が友達で誰を信じるべきで誰を信じないべきなのかがわかった。

あなたのせいで、人のことを信じられなくなった。

あなたのせいでたくさんのものを失った。

ふざけるな。

 

 

今日はだめだ。

中島みゆきの化粧を聴いて泣く日だ。

 

バカだねバカだねバカだねあたし愛してほしいと思ってたなんて。

 

でもね。今夜死んでもいいから綺麗になりたい。

 

僕はそうは思わない。

そんな風には思わない。

幸せになる。

幸せになる。

 

なんでこんなに苦しんでいるんだろう。

泣きたい。

 

お酒なんて飲まないほうがいいのだけど、

お酒を飲まないとやっていられない。

 

 

 

 

 

 

家族を作りたかったんだよな。

3月1日。New Zealandは今日から秋だ。

 

朝起きて、外を見ると、なんだか気持ちの良さそうな快晴だ。

空気を入れ替えようと、窓を開けると、

昨日と違って肌寒い。そうか。もう秋なんだ。

半袖の季節ももう終わりかな。

好きな季節とか嫌いな季節とかはあまりないのだけど、

それぞれの季節が終わるのは少し名残惜しい。

 

秋になりこれから冬になる。

 

去年の3月のことを思い出す。

僕らが、代理母で赤ちゃんを授かろうと話し合いを始めた時期。

 

いつかその夢が現実になる、

そんなことを思って書いていたブログがある。

今、読み返すと、すごく恥ずかしい。

この時、僕は二人共が真剣だと思っていたのに、彼はもう浮気をしていた。

5月6月に入り、話し合いが本格化した頃には、彼氏までいた。

 

僕は、そんなことを考えもせず、子供だった二人がこれから大人になり家族になるんだ、

感慨深く幸せだった。

これからは僕らが子供を授かり生きていく。夢にまで見ていた家族になるんだ。

そんなことを夢にまでみていた。

 

本当に、二人とも真剣だったと思っていた。

当時、友人たちにその思いを泣きながら話していた。

ゲイのカップルが赤ちゃんを授かるのが経済的にも制度上もどれほど大変か。

それでも、これを乗り越えて赤ちゃんを授かりたい。

僕はなんと滑稽だったのだろう。

 

みんな応援してくれてると思っていた。うんうん話を聞いてくれていたけど、内心、

お前の彼氏、浮気しまくってるぞ!赤ちゃん?そんなの授かれるわけないじゃん。なんて思われてたのかな。

 

まぁそれはいい。

僕は全てを知っていたけど隠していた友人に言われたように、

メロドラマのバカな主人公の恋人で、

それを見ていたオーディエンスにとっては格好の笑いのネタだったんだと思う。

 

ただね、僕にとってあの時間はたとえ、仮初めであったとしても、みんなの笑いの格好のネタだったとしても、幸福な時間だった。

二人で同じ未来を歩いていける、と信じさせてくれたし、子供とか結婚とか家族とか、そんなものを夢物語と思ってきた僕にとってはなんとも言えないくらい幸せな時間だった。

あの時間は宝物だったと思う。

 

たくさん、夢を見れて、幸せだった、と思わなければ、

僕の気持ちは昇華できそうになんかない。

 

今、僕は元彼と歩んできた起承転結の結を描いている。

結じゃなくて、あとがきかしら。

あとがきなんて、書いているから、自分の気持ちに決着ができないのかしら。

 

でもねやっぱり、あなたと家族を作りたかったな、なんて思ってしまう。

やっぱり、辛くてもどかしくて泣きたくなるけど、それでも、僕は本気だった。

本気で家族を作れると思っていた。

不安ももちろんあったけど、ワクワクして希望に満ちていた。

あなたとなら、何があっても乗り越えられると信じていた。

 

やっぱり、一人だと寂しくて。

好きなんて気持ちはもうとうにないのだけれど、

それでも、あの時のたとえ偽物の幸せだったとしても、幸せだった。

宝物のような時間だった。

 

笑っちゃう話なんだよね。

でも、僕は今、泣きたくてしょうがない。

 

 

naokinzsocialwork.hatenablog.com

 

 

のめり込まないようにしよう。

恋愛でできた傷は恋愛で治す。

 

そんなことを思い、すぐに始めた恋活。

痛くてしんどくてボロボロになったところに絆創膏を貼ってくれる人は、

思ったよりもすぐに現れた。

自分なんて誰にも相手にされないと思っていた。

元彼には、一度も容姿に関して褒められたことなんて一度もなかったから、自分のことをすごく卑下していた。

だから、TInder始めるのだってすごく怖かった。

 

どうせ誰もこちらになんて目もくれず、Likeなんてつかないんじゃないかな、なんて思ってた。ない自尊心がもっと削られる。そう思った。

でも、誰かに会いたい。誰かに会いたい。一人でいると息がつまりそうで。

精神的にも肉体的にも誰かと繋がりたい。

そんな理由で始めたTInder..

 

始めてみて、何人かとマッチができ、お会いすることもできた。

そのうちの一人とは、今も連絡を取り合っている。

 

その人とは、一度しか会ってないけど、すごく楽しい夜を過ごせた。

そこから日本とNZで遠距離のような感じで、毎日、チャットしたり電話をする。

 

自分がのめり込んでいっているのがわかる。

何も学べてなんていないんだなと思う。

 

相手のことをよくも知らないのに、世界で一番愛していると思ってしまったり、世界で一番愛されたいと思ってしまう。

そんなことを友人に話すと、

 

その人のことはよくわからないけど、今のめり込んで深みにはまって捨てられたら、大打撃だよ。だいぶ、深手だよ。

 

少し、距離をおいて冷静になってみな。

 

確かにその通りだね。

ここで痛い目見たら、傷口に塩を塗るようなもんなのかもしれない。

 

のめり込まないよいに、か。

 

のめり込まないように。

 

頭ではわかっているんだけど、

そううまくなんてやっぱり行かなくて、

返事がこない今、僕はLineをずっとやっぱり眺めている。

 

この街にはいられない。

やっぱり、この街を出なければいけないと思う。

 

思い出が多すぎて。

全ての思い出が心をえぐる。

 

街が小さすぎて、

どこを歩いても運転しても何かしらの思い出が眠っている。

そんな小さな街に、5年間も二人で住んでたんだもんな。

 

初めて二人で空港を降りた瞬間のこと。

初めて二人で街を歩いた時。

初めて二人で食べたレストラン。

値段が高くて、恐る恐る買ったハンバーガー。

二人で半分こしたよね。

 

子供だった24歳の僕らが二人だけの力でここまでこれたんだもんな。

よく頑張ったんだよな。

 

そういうことを思い出してしまうから、

この街にはいない方がいい。

 

そういうことは今の僕にはまだ苦しい。

 

TinderGrindrなんてやった暁には知り合いや下手したら元カレが表示される。

 

その度に、きっと心がえぐられる。

 

アプリなんて使わずに恋人ができたらいいけど、ゲイの世界そんなうまくなんて行かない。

 

難しいよね。

 

早くでたいのだけど、如何せんお金もない。

 

今の仕事で数ヶ月、必死で働いてからと思うけど、

心のバランスも怪しくなっている。

 

日本に帰りたいと思うけど、

コロナのこともある。

 

日本に帰りたいとやっぱり思う。

1年くらい日本で生活してみたい。

 

日本に帰りたいのか、親元に帰りたいのか。

 

別にそのあとNew Zealandに戻ってきてもいい。

 

新しい彼氏っぽい人(まだ正式ではない)が見つかったから日本に帰るのか。

 

 

それはもちろんある。

でも、今、その人がいなかったとしても、僕は日本に帰りたい。ここではない、どこかに行きたい。

 

息がつまりそう。

財産分与について。

僕らはフィリピンに不動産を3つ持っている。

ローンで買ったものでまだ返し続けてはいるのだけど、二人で毎月お金を支払い続けていた。

 

そういうものの話し合いも少しずつ進んでいく。

 

泥仕合になることは今の所避けられそう。

思ったよりもお金に関しては誠実そうで助かっている。

 

方向性としては、彼が今までの利益分と僕の支払ってきた総額を支払うということで決まった。彼が不動産を持ち続ける。

それ以外にも、僕らがNZで住んでいる家の敷金であったり、家具に関しては、僕は手放すことにした。その代わり、彼が毎週2万円ずつ8ヶ月間、支払うことを約束した。

一括でもらおうかと思ったものの、当面、生活が厳しくなりそうだったので週2万円の方が生活上、やりくりがしやすいと思った。

それ以外の二人で作った借金の類は彼が肩代わりしてくれる、とのこと。

 

平等に平等にと思ったけれど、平等を求め続けると泥仕合になりそうだと思った。

大まかなところで、納得のいく結論で良い、と思う。

 

正直、当初は彼に騙されて、お金なんて一円ももらえないと思ったけれど(家も共同名義だし、そんなことあってはいけないのだけれど)、きちんと行きそうな気はする。

 

弁護士を雇おうと思ったけど、今の所その必要もなさそうだ。

まだ気を抜いてはいないのだけれど、大丈夫と思う。

 

話し合いは、冷静に。

感情的にならないこと。

 

簡単なようで難しい。

 

 

 

 

 

重い人間にはなりたくないのだけれど。

今、日本に住んでいる男性と仲良くさてもらっている。

遠距離中だから、結論自体は急がないことにしている。僕の元彼とのこと財産分与が全て終わってから正式に付き合うつもりだ。

毎日、メッセージして電話してお互いの気持ちを確かめ合っている。

 

NZまでわざわざポストカードも送ってくれた。

 

大好き、とか、幸せ、とか、出会えてよかった、とか甘美な言葉たちにどきっとする。惑わされて、また前のめりになっていく。

 

恋愛の始まりなんていつもこんな感じ。

 

お互いがいつも甘い言葉を掛け合う。

幸せの匂いしかしないから、ふらふらと寄っていってしまう。

砂漠で見つけたオアシスのような、そんな感じ。

 

 

恋愛をすると、自分の生き方をガラッと変えたくなる。

 

元彼のために、フィリピンにいく決断をした時もそう。

これからの彼氏のために、日本にいく決断を下そうとしている今もそう。

 

僕はそうしたいのだけれど、それでいいのかしら、とも思う。

生き方の軸を自分で定めてはいるものの、いつも相手ありきの選択になる。

 

恋愛に生きるのも捨てたもんじゃない、とは思う。

 

ただ、のめり込めば飲むほど、重い人間に成り下がっている。

 

今だってそうだ。

 

彼氏ですらないのに、友達の家に泊まりに行く、と言われただけで、

全部がきになるのだ。

その人は誰でどんな人なのか。

影でこの人もやるんじゃないか。

 

彼氏でもなんでもないのに、

気になって気になって頭がパンクしそうになって、吐きそうになる。

 

重たい人間に成り下がってしまったものだ。

 

その人に聞くと、

今までのことがあったからしょうがないよね、といって、きちんと教えてくれる。

 

今はまだ平気。

二人の気持ちは、まだ上り詰めている。

 

でも、これを続けると、崩れる。

 

疑い深くなったのは、前の恋愛のせいか。

元彼に浮気され続けたせいか。

 

どうだろうか。

 

もちろん、あんなに信じ続けて、裏切られて、傷ついたのはもちろんある。

 

ただ、根本のところ、他の人より自分に魅力があるって自信が持てないのが問題なのかもしれない、と思う。

 

恋愛をするたびに、こんなに魅力のない自分なんかを選んでくれるのは、きっとこの人しかいないだろう、なんて結論に達してしまう。

 

自分が譲歩しなければ、と思ってしまう。

 

結果:僕は重たい人間で、根本で何も学べていないし変われていない。

 

 

 

 

 

 

SNSをどうするか

朝起きてインスタグラムを開くと、

彼の親友(僕の知り合い)が、彼の顔写真をあげていた。

How worthy he is. そんなような言葉だったような気がする。

彼はとても価値のある人間だ。

 

そんなような言葉。

 

価値のある人間かどうかは置いておいて、

ふと朝から少し気持ちは下がる。

 

彼の友人たちがもちろん彼のことを愛している、それは当然であり、

そのことは特に問題じゃない。

 

あーそっか。友人たちにも一区切りをつけていかなければいけないんだな。

 

New Zealandにきて、5年間。

フィリピンから数えた6年間。

 

共通の友人しかいなかった。

二人の友達。

 

僕のだけでもなく、彼のだけでもなく二人の友人。

(結果として、彼の浮気のことは今でも交流のある共通の友人たちはほぼほぼが知っていたわけだけど)。

 

その人たちとどうしていくのか。

 

インスタグラムやFacebookの中で、アンフレンドしていくか。

そう思い初めては見たものの、

途方もない。

 

そして、名残惜しくなる。

裏切られても、どうなってもその人たちとの思い出はある。

名残惜しい。

 

アンフレンドしようにもできない。。

何をしているのだろう。

 

あんなにコケにされたのに、

まだ切れずにいる。

 

かといって、連絡を取るつもりもない。

 

そういえば、この間、フードコートで一人でご飯を食べていたら、

彼の友人たちがそこで働いていた。

 

すごい目で見られた。

 

彼が何を吹聴したのかはわからないけれど、

僕が人でも殺したかのような目だ。

 

この街にもいたくない、と思うし、

やっぱり誰とも連絡とりたくない、と思う。

 

インスタのアカウントはそれでも、

アカウントの削除もアンフレンドもできず、

新しいアカウントを作って、やっていこうと思う。