疑心暗鬼になる恋愛

Naokiくんって疑心暗鬼のタイプだね。

 

仲良くしてもらっている人に言われる。

 

ここでは話してこなかったのだけど、日本滞在中の最終日に出会った日本在住の方と連絡をいまだに取っている。

 

辛い日々、毎日話を聞いてくれて、この人が話を聞いてくれるから立ち直れた部分はたくさんある。

 

捨てる神いれば拾う神がいる。

 

大学生の時も同じだった。新聞記者になりたかったけど、就活がうまく行かなかった時、人生うまくいかねぇーなー、そんな時に元彼に出会った。救われた、気がした。

 

今回もそんな気がする。

運命なのだ。

 

でもね確実に違うのは、もうあの時のように、誰かのために、自分の人生を捧げる、そんなことはできないのだ。30歳になる。そんなのは頭ではわかっているのだ。

 

でも、その人といたいのだ。

一刻も早く。

 

心配なのだ。

連絡のない日々が。

今、誰と何をしているのだろう。

まだ、正式な彼氏でもないのに、不安なのだ。

 

常に不安で、常に浮気されているそんな気がしてしまうのだ。

連絡の来ない30分間それだけで、嫌われたんじゃないか、そんな気がしてしまうのだ。

 

重たい人間になり果てる。

 

昔はほっといてくれよ、と思っていた。

自分の時間が大切なんて思っていた。

 

浮気された僕は、いつも疑心暗鬼になる。

この後遺症は治るのだろうか。

 

まだ、恋愛するには早すぎない?

自分でも思う。まだ早い気がする。

ただ、そんなことを言われても、好きになったものはしょうがない。

 

でもだ、あの8年間の恋愛で失ったものは大きい。

自信、自尊心、人生の指針。

 

取り戻していく。取り戻していく。

次はきちんと自分の足で歩いていく決心をする。

 

まだ、大丈夫。

 

恋愛をしても、自立した大人二人が依存しすぎず、愛し合える大人な恋愛をする。

 

そう心に誓ってみるものの自信なんてないのだ。